12月の育成プログラムでは、アカデミー6年生を対象に「復興」をテーマとしたプログラムを実施しました。今回、アカデミー生には復興の担い手として「復興への想いを発信する」ことを目的に「宮城県は復興したと思うか？」という問いかけや、優勝インタビューのロールプレイを通じて「復興への想い」を伝えることについて取り組みました。
プログラムが進むにつれアカデミー生たちは驚きを感じた様子でした。例えば「住宅の復興」について「復興した／していない」と意見が分かれるなど、個々人によって価値観が異なることを学ぶ機会となりました。また、インタビューでは初めてのことに照れながらのアカデミー生もいましたが、悩みながら考えた「自分の言葉」を真剣かつ楽しみながら話す様子はとても好印象でした。「復興とは町が活性化することだからまだ復興していない」といった大人顔負けの意見もあって復興に対するお互いの考えの深みを垣間見ることができ、とても有意義な育成プログラムとなりました。